2013年6月28日金曜日

医局で松茸づくし。

今日は医局で松茸パーティーをしました。
なぜこの時期に松茸?とお思いでしょうがそこはスルーして。




出汁の分量を計って土鍋に投入

 今回調理いたしますのは、◯◯産松茸なんと1Kg(冷凍)です。

 まずはでっかい2つの土鍋でお米1升分の 松茸ご飯を作ります。



たっぷりの松茸です。





















 


給食サイズの鍋にどっさりと

松茸のお吸い物も作りました。
三つ葉と柚子を散らして香りよく。
松茸の風味が漂います。
















ご飯とお吸い物だけでは物足りません。

いただきもののイノシシ肉をタレにつけて焼きました。












いい匂いが部屋中に立ち込めています。
炊き上がった松茸ご飯に三つ葉と山椒を散らして完成です!
なんとかお昼に間に合いました!!


さあ皆でいただきましょう♪




C先生は今日をもって異動されるため、
先生に是非食べていただきたかったのです。

研修医のI先生にも召し上がっていただきました。

ご飯がうまく炊けなくてごめんなさい・・・。
炊きむらがあったのはご愛嬌ということで。
でも、お味はお褒めの言葉をいただきました!
ありがとうございます。




皆さん、食べなれない猪肉に恐れをなすものの、口に含めば臭みもなく、豚肉とも牛肉とも違う味に感嘆していました。

少し固い部位もありましたが、噛み締めるほどに遠くに薫る山の香が味わい深いです。

皆さん、ご満足いただけたようで何よりです。






以上、大好評(?)松茸パーティー(実は3回目)のレポートでした!

2013年6月6日木曜日

野戦気管切開器を寄贈していただきました



広島市西区にある隅田耳鼻咽喉科医院 隅田 正二先生より、戦時中使用されていた「斉藤式 野戦気管切開器」を寄贈していただきました。







アルミのお弁当箱のような缶に入った気管切開器は、未使用だったのか、綺麗なまま保存されていました。


戦時中の軍医さんがこの野戦用の気管切開器を携えて戦地に赴いたときのことを皆で想像いたしました。


爆弾や火炎で喉を焼かれた兵隊さんの呼吸を確保するために使用したのでしょうか。


「カニウレ」と記載された気管カニューレが今とほとんど違わない形状であるに驚き、
また、気管を切開する器具の野蛮、いえ大胆さに驚嘆いたしました。



 
寄贈していただいた「斉藤式 野戦気管切開器」は広島大学病院構内にある医学資料館に展示させていただきたいと考えております。

医学の歩んで来た歴史を感じさせる貴重な資料をご提供くださった、隅田先生に心より感謝申し上げます。