平成21年に着工した新診療棟の建設、いよいよ明日、完成の陽の目をみることとなります。
病院の建設にかかる時間と労力は想像以上でした。
8月30日、新診療棟開院に先立ち、病院の入口に設けられたモニュメントの除幕式が行われました。
あいにくの雨模様でしたが、たくさんの職員が集い、病院長らによる除幕が執り行われました。
広島の四季が彩られた八角錐のモニュメントが、患者さまをお迎えします。
デザインは広島大学大学院教育学研究科の一鍬田准教授によるものです。
新診療棟には外来に加え、手術室も整備されます。
9月某日、現在の手術室での平川教授最後の手術です。
助手は樽谷先生です。
現在の外来棟での最後の診療日となった9月13日。
スタッフ総出での箱詰め作業は夜遅くまで続きました。
運び出しが終わった後の診察室はもぬけの殻。
天井も低く、内装も古めかしいものでしたが、愛着もあり少し寂しいです。
6日間の引越期間を頂戴し、移設作業もほぼ終わりました。
新診療棟では患者呼び出しシステムを導入し、待ち時間に院内を自由に動けるようになります。
システムがちょっと複雑なので、色々な診察パターンを想定し、リハーサルを行いました。